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四川大地震二周年 香港で抗議

2010年05月13日

【新唐人2010年5月13日付ニュース】四川大地震から2年となる5月12日、香港では、手抜き工事の調査や、真相究明を訴えて投獄された人権活動家の釈放を求めるなど、抗議活動が行われました。

5月3日の正午、およそ10名が手に花輪を持って、中国共産党の香港駐在所に向かい、抗議デモを行いました。官僚の腐敗を非難したほか、手抜き工事の徹底調査を求めました。
 
香港立法会・前議員 梁国雄
「犠牲者となった生徒や民衆はいまだ浮かばれず、家族もなすすべがありません。手抜き工事は今でも人々を不幸にする原因です。今年の青海大地震も四川地震と全く同じで、当局は官僚腐敗を隠蔽して加勢しています。人命を軽視する一党独裁に光はありません」
 
デモ隊はまた、手抜き工事を暴露し、その真相究明を求めたために投獄された、人権活動家(訳注、譚作人さんや黃琦さんなど)の釈放も求めました。
 
香港立法会・前議員 梁国雄
「真相を明かし、官僚と業界の癒着を追及し、正義を取り戻し、黄琦、譚作人など全ての政治犯に自由を」
 
また、四川大地震の犠牲者に一分間黙祷を捧げたほか、黒いリボンで哀悼の意を表しました。
 
新唐人記者が香港からお送りしました。
 

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